結婚指輪は、夫婦でお揃いのデザインを選ぶのが一般的です。しかし種類やデザインが豊富ですし、指輪選びで妥協したくないという人は多いでしょう。男性の中には指輪選びで何店舗も足を運ぶのは嫌だという人が多く、女性に指輪選びを一任しているケースも少なくありません。いろいろな指輪を見ながらじっくり選びたいという女性にとっては、一人でショップに足を運んで指輪を下見することは、大きな幸せを感じられる時間ではないでしょうか。

まずは下見をしよう

女性が指輪を下見する際には、2人で最初に予算を決めておく必要があります。シンプルなデザインの結婚指輪でも、ブランドが変われば価格は大きく変わります。後からお相手とケンカにならないためには、あらかじめ予算を決めた上で、予算に合わせたショップ巡りをするのがおすすめです。

指輪の下見をする女性は多く、店側も対応を心得ています。しかも指輪は試着に時間がかかるわけではないので、どんどん積極的に試着して写真を撮っていきましょう。後から写真を見ることで、自分にはどんなデザインが似合うかが分かりますし、お相手の好みを聞くこともできます。

余裕をもって2ヵ月前から準備

結婚指輪の多くは、リングの内側にメッセージを彫ったり、サイズ直しの必要があります。ショップに来店して、その日に持ち帰ることができるわけではありません。注意してください。サイズ直しやメッセージ入れにどのぐらいの期間がかかるかはショップごとに異なりますが、場合によっては3週間～6週間ぐらいの期間がかかります。結婚式のギリギリ直前まで待っていると、サイズ直しが間に合わないなんて事態にもなりかねません。そうしたトラブルを避けるためには、できるだけ日数に余裕を持って指輪を購入したいものです。

アフターメンテナンス・サイズ直しなど確認

また結婚指輪を購入する際には、将来のサイズ直しも見据えたデザイン選びが必要です。若い頃の体型をずっと維持できる人はいますが、年齢と共に太ったりすると、指輪がきつくなったり取れなくなってしまうリスクもあります。指輪を購入する時にはサイズ直しが必要ない人でも、将来はどうなるかは分からないものです。

デザインによっては、サイズ直しが難しいものがあります。指輪を選ぶ際には、その辺も注意したいものです。指輪のお直しでは、サイズを広げる際には素材を溶かして伸ばす作業を行い、サイズを小さくする際には素材を切断して再溶接する作業を行います。そのため、リング全体にデザインが入っていると、サイズ直しが難しいこともあります。

またサイズ直しが可能な場合でも、デザイン次第ではお直しにかかる費用が割高になるものもあります。20年後や30年後のことも見据えた指輪選びをしたほうが、夫婦そろって長く愛用できるでしょう。