一生に一度の結婚指輪だからこそ、既製品ではなくオリジナルが欲しい、二人でデザインから手作りしたいと考えるカップルは少なくありません。また、市販の指輪の中から気に入った商品が見つからなかったということもあるでしょう。そんな二人におすすめなのが、オーダーメイドで手作りするという方法です。

オーダーメイドで作る指輪は、世界に一つしかないという魅力があります。愛する人と自分しか持っていないオリジナルのリングは、大きな幸福感を与えてくれることでしょう。またオーダーメイドのプロセスにおいては、デザインの段階からプロがサポートしてくれます。そのため、妥協することなく本当に欲しいリングを手に入れることができるというメリットもあります。

しかし、価格の面においては割高になってしまうことが少なくありません。少しでもお得に指輪をオーダーメイドする際には、どんな点に注意したら良いのでしょうか?

手作り結婚指輪の値段の要素

手作りの結婚指輪の価格を決める要素は、たくさんあります。指輪そのものの素材に加え、どんなデザインにするかという点も、価格を決める要素となります。ダイヤモンドを埋めたりなどのオプションを追加すればするほど、当然ですが価格は高くなります。オーダーメイドの指輪を作るショップでは、最初のヒアリング時にざっくりと見積もりを出してくれますが、制作の過程でオプションを追加することによって、最初の見積もりよりも実際の価格が高くなってしまう可能性は、十分にあります。その点は、指輪をオーダーメイドする際には事前に理解しておかなければいけません。

結婚指輪の素材としては、プラチナ素材が良く用いられています。これは、プラチナという素材が硬くて傷がつきにくいためです。しかし、硬いという性質は加工しづらいということでもあります。そのため、複雑なデザインなどは、プラチナ素材では難しいことが多いです。オーダーメイド製のリング素材として人気が高いのは、18金となっています。

デザインの段階から自分たちで作るリングは、今の年齢だけでなく、20年後や30年後の年齢やライフスタイルなどにも合わせやすいデザインに仕上げるのが、長期的にお得なポイントです。年齢と共に飽きてしまうようなデザインや、似合わなくなってしまうようなものでは、後から買い直す羽目になり、長い目で見ると割高になってしまうでしょう。

オーダーメイドのショップでは、手作りの結婚指輪に精通したプロがいろいろアドバイスをしてくれます。一つ一つのアドバイスに耳を傾けながら、大満足できる指輪づくりをしたいものです。